CONCEPT ホワイトハウスキャンパーについて
品質の追求
私たちは本場ヨーロッパと同じく、
製造工程を合理化し大規模な工場での
製造を行っています。
製造工程を合理化と
大規模な工場
キャンピングカーの本場であるヨーロッパと日本では製造工程に大きな差があります。
日本のキャンピングカーの家具の多くは、まだ木工に頼る傾向が強く、職人気質のビルダーさんが比較的小さな工場で丁寧につくり込んでいく。そのような出自のキャンピングカーが多くあります。
とりわけ日本国内では家具や住宅は木材が好まれる傾向が強く、日本の風土、文化の一つといっても良いでしょう。このような考え方からキャンピングカーにおいても長年木材が好まれ、現在に至るまで同様の製造方法が続けられています。このような作り方は職人さんの技術による品質のバラつきが出てしまう事も課題の一つです。
方や本場のヨーロッパではどうか?
ヨーロッパでは製造工程も合理的に整理し、製品の均質性を保つことを優先しています。
これは作り方や品質管理の違いの話ですが、私たちホワイトハウスはキャンピングカーを商品として世の中に送り出すからには高い品質で個体によるバラつきは無くさなければいけないと考えています。
だからこそ私たちは本場ヨーロッパと同じく製造工程を見直し、各工程ごとに基準を設け、架装作業のライン化とともに製造スタッフの技術研修(スキルアップ)など、様々な視点から「ホワイトハウスの品質」を日々、検証し続けています。
全ての車両で高い品質を
保つために
「世界に誇る自動車メーカーは?」と尋ねられ、私たちの頭には日本車やドイツ車などが自然と浮かび上がります。この認識は私たち日本人だけでなく、ヨーロッパにおいても同様です。しかしながら、「世界に誇るキャンピングカーメーカーは?」と尋ねられ、ドイツを筆頭としたヨーロッパのビルダーの名前が上がりますが、日本のビルダーが上がることはありません。自動車メーカー同様にキャンピングカーの品質向上を考え、様々な素材選びからはじまり、車体構造、家具・部品構造、製造工程、品質管理、耐久性テスト(耐熱、耐候、耐震、等)、などなど多くの分野から品質を検証し、形に仕上げていく。ヨーロッパではこのような製法が20年以上前から取り入れられていますが、未だ日本ではまだ少数です。
私たちホワイトハウスはいち早くヨーロッパ基準(考え方や製造方法)を採り入れ、各車両にどの製造方法がマッチングしているのか、新素材や最新部材が適切な選択なのか、ロングセラーの商品のイメージを崩さないのか、多方面から検証し採用の可否を検討しています。
一部のキャンピングカーではABS樹脂をはじめとしたプラスチック樹脂やアルミ製のハニカム素材を用いた家具のみを使用しています。木工の家具に比べ、デザイン豊かに表現でき、個体のバラつきも少なく、安定した品質で組み付けが可能です。
私たちのキャンピングカーは、伝統的な手法から最新グローバルスタンダードまで、幅広い視野の元最適な製造方法を個々に選択しています。
純正品に近い品質を求める
この写真を見て何か違和感を感じますか?
一見するとなんの変哲もない写真ですが、そう思われたのであれば、それは私たちの努力が報われた証です。
エアコンの吹き出し口付近、この部分はメーカー純正品ではなく、私たちが造形したもの。
一般的なビルダーであれば、フェルトや内装下地を貼って表面処理をします。私たちの車両でも以前の車両であれば、そのように処理をしていました。しかしマイナーチェンジを行い、樹脂パーツを成形し、車両内装の一体感を重視しました。
このような細部へのこだわりがホワイトハウスのキャンピングカーの品質の基礎となります。