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TOKYO2020のロードレースに見るサイクルキャリア事情
自転車をクルマで運ぶための便利なアイテム「サイクルキャリア」。TOKYO2020のロードレースのようにクルマに自転車を何台も積んで走っている光景は圧巻ものですね。アウトドア志向が高まる中、行楽地や高速道路でも目にします。車載キャリアの利用によって手ぶらの移動が可能になれば、クルマ旅の楽しみ方が間違いなく増えますね。
自転車用ルーフキャリア
サイクルを積んでどこにでも行ける、ルーフキャリア型自転車ラック。
オーソドックスかつ定番なのがルーフマウントです。使い方に応じて、サイクルのフォーク、フレーム、ホイールいずれかを固定するラックを選べます。また、自転車を分解することなく載せられ、背の低いクルマなら乗せ降ろしが楽にできます。装着できるクルマの種類も充実。また複数台の自転車を載せるとき、自転車の感覚に最も余裕があるのもこのタイプです。クルマの上に自転車が乗っている光景自体が凛々しくてかっこいいのも魅力と言えるでしょう。
トウバーマウント型サイクルキャリア
取り付けも積載も簡単で、トウバー・レシーバーに固定するタイプなので、ベースラックは必要ありません。乗用車がトレーラーを牽引する際に使用する連結器具のトウバーへ装着するタイプのサイクルキャリアです。車両の真後ろに装着するので、自転車の積み込み・積み下ろしはルーフマウントより簡単です。重量級のe-bikeやダウンヒルバイクにも対応!
モデルによってはマウントがお辞儀することで、リアドアの開閉が可能となるタイプも。
リアマウント型自転車キャリア
クルマのリア部にサイクルを複数積んで搬送できるのがリアマウント型自転車キャリアです。特に、トウバーやヒッチががなくても車体後方に装着できるのがリアマントタイプです。
リアゲートやバックドアにキャリアを装着する仕様で、クルマへの取り付け自体もラクですが、適合車種をしっかり調べての取りつけが必要です。
またドアに設置するので荷物の積み下ろしが極端に不便になることがデメリットです。複
数台載せる時は自転車同士の距離も近いので、もう一台に傷が付かないようにしっかり点検しましょう。トウバータイプと同様にバックミラーに自転車が映り込む点と、後ろからの追突など注意が必要です。