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環境保護 スタッフブログ コラム 2021.06.14

いま改めて キャンパーのSDGSとは?

いま改めて キャンパーのSDGSとは?

 

近年、世界中で環境問題への危機感が高まっています。海洋プラスチックごみの問題、度重なる異常気象など、身近に迫る問題としてとらえるようになった人も多くなっているのではないでしょうか。持続可能な世界を目指すSDGsを通してキャンピングカーの未来を考えてみましょう。

SDGs(エスディージーズ)とは?

SDGs

持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

17の大きな目標(ゴール)と、それを実現するための169の具体的なターゲットから構成されています。

17の目標を見てみると、貧困や飢餓の問題、教育や福祉の問題から、エネルギーや経済問題、働きがい、技術革新やまちづくり、気候問題など多岐にわたっています。

これらの目標は開発途上国、先進国といった視点にとどまらない、包括的な話だということがわかります。

そして、これらの目標に対する進捗状況はモニタリングされ、毎年各国からの報告がされるようになっています。

もちろん日本も政府主導のもと、ビジネスや地方創生、女性の活躍などさまざまな取り組みが行われています。

SDGs未来都市の選定やSDGsアワードとして企業や自治体を表彰するなど、身近なところにも展開されているかもしれません。

そしてこのSDGsは、ビジネスの視点からもひとつのトレンドとなっていて、持続可能な世界に考慮する企業に投資すると成功する、という流れになってきています。

これは消費者の視点からみても、持続可能な世界に考慮している企業の商品が好んで購入されている、ということになりますね。

つまり、政府、自治体や企業だけでなく、個人レベルで考え、選択、行動することで、持続可能な世界の実現を目指す活動に参加できるというわけです。

 

実際のSDGsへの取り組み例

SDGsの達成に貢献している企業ランキング、「Global 100」が毎年ダボス会議で発表されています。

ランキング上位には欧米の企業が多いなか、日本企業も健闘しています。

2020 Global 100には、日本企業としては最上位の12位に積水化学工業株式会社がランクイン。

積水化学工業株式会社の取り組みとしては、エコロジーとエコノミーの両立を目指し、リサイクル原料や生態系保全などの自然環境への貢献、健康寿命や社会インフラ・減災などに配慮した製品による社会環境への貢献等を通じてSDGsへ取り組んでいます。

身近な企業の例としては、UCC上島珈琲株式会社では、コーヒーを通じた生物多様性の実現を目指し、商品の原料となるコーヒー豆農園の水資源や土壌保全を行っています。

環境に配慮したコーヒー製品を提供することで、コーヒーを手にした人が生物多様性に興味を持つきっかけになるかもしれませんね。

日本製紙クレシアでは、紙のリサイクルを積極的に行っている。原料となる樹木は、針葉樹であれば紙の嵩高や強度、吸水性に優れ、広葉樹は表面が滑らかになる、といった特性があるという。例えば牛乳パックは良質な針葉樹のパルプから出来ている。この両面にポリフィルムを張り印刷を施しているので、パルプのみを取り出せば非常にきれいなリサイクル原料となる。同社は各施設から牛乳パックを回収しリサイクルしたり、工場に小学生を招待しリサイクル体験をしてもらうことも行っています。

また、アート引っ越しセンターではエコ楽ボックスを使用したゴミゼロの引っ越しを提案したり、CO2やNOx、PMなどの排出を抑えたトラックを導入するなどしてSDGsに取り組んでいます。

そして、SMBC日興証券では環境関連ファンドや資金使途が環境関連事業に限定されるグリーン・ボンドの発行といった方法も取り入れてSDGsに取り組んでいます。

福岡のブライト・キッズ・ガーデンでは、子どもだけでなく保護者にも学習の機会を提供したり、地域活動に積極的に参加、海外も含めたパートナーシップを活性化するなどしてSDGsに取り組むほか、子どもたちは海外交流やワークショップ、キャンプや講習など、体験と学びを通してSDGsに親しんでいます。

SDGsへの取り組みは企業に限らず、自治体や教育機関でも行われています。

SDGs未来都市に選定されたいくつかの自治体では、環境保全対策や女性や若者の雇用推進、子どもの貧困対策や観光推進などを通してSDGsに取り組んでいます。

SDGsとキャンピングカーとのつながり

海では波に浮かぶプラスティックゴミ、山では台風で崩れた山肌などを見聞きする機会があることで、アウトドアを楽しむ人は環境問題や異常気象に危機感を持っている人も多いかもしれません。SDGsの17の目標をみてみると、アウトドアとSDGsには深い関わりがあるように感じるのではないでしょうか。アウトドア業界でもSDGs実現に向けた動きは広がっています。アウトドアウェアを展開するパタゴニアは以前から環境問題に取り組んでいることで有名なメーカーです。地域ごとの環境保全にも力を入れています。パタゴニア以外にも、リサイクル素材を使ったウェアやギアを作るメーカーはどんどん増えてきています。キャンピングカーでのクルマ旅でも、土に還る食器や、ソーラーパネルを使ったサブバッテリー充電など、自然環境に対してローインパクトなキャンピングカーだけでなく、クルマ旅でのゴミを減らしたり、クリーンなエネルギーを使用したりすることで、SDGsの17の目標のうち、海や緑の豊かさを守る、つくる責任と使う責任、といった目標に取り組んでいかなければなりません。

 

2030年までに持続可能なよりよい世界を目指す目標は、キャンピングカーでのクルマ旅を通して、10年後の私たちが現在と変わらずアウトドアのフィールドを楽しめるような自然環境を守ることと言えます。

そのためにはキャンピングカービルダーと、キャンピングカーオーナーひとりひとりが、「誰も置き去りにしない、より良い世界」を目指し、環境問題に対する意識を改めることが求められているのかもしれません。気づいたことからやる。当たり前のことを当たり前にやる。楽しんふうに、続けていけたら。SDGsのカケラは、身近なところにたくさん転がっているかもしれません。

 

キャンパー在車勤務の導入はSDGsにつながるか?

 新しい時代に合ったキャンピングカーの新しい活用方法をテーマに、ワーケーションのオフィス、安心・安全な旅の移動手段や宿泊先など“新生活様式”を促進するツールとしてのキャンピングカーや、災害時の防災シェルターとしてのキャンピングカーなど、レジャーだけにとどまらないキャンピングカーの魅力や活用方法、そしてこれからのキャンピングカーの可能性を展示・紹介するします。SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の分野でも、大きな注目を集めているのがキャンパーのワーケーションのオフィス利用です。新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークの機会が増え、結果としてオフィスカーが活躍する下地が完成!SDGsにも関連してくると大きな期待を集めています。そもそもオフィスカーにはどんなメリットが有るのでしょうか?

そもそもキャンパーワーケーションのメリットとは?移動先で仕事ができる、とのメリットがあります。特に営業など、商談が多い仕事であると、移動先で様々な手続き等がしなければならないことも。しかし、普通の車だと機材が揃っていなかったりして、非効率的な作業になりかねません。しかし、好きな場所でテレワークを可能にする“移動オフィス”であれば、車内で通常の業務を行えます。移動先でも普段と同じ仕事がこなせるので、利便性は極めて高いです。

移動時間削減で残業時間を減らす

外出時にスケジュールの間にできた時間を利用して事務作業が行えるため、一旦会社に戻るなどの移動時間をなくし、結果残業時間削減や、公共交通機関の運行削減につながりSDGsにも貢献します。

現場でミーティングや商談や休憩ができる現場に簡易事務所がない工事現場のミーティングや休憩スペースとして活用できます。

現場にオフィスがない工事現場などの休憩スペースやオフィスとして活用できます。

快適なオフィス環境で作業効率アップ

運転席での作業には限界があります。デスクや収納棚、車載専用設計DC12VクーラークールスターやFFヒーターなどデスクワークを快適に行える空間が作業効率アップに寄与します。

需要のある場所に出ていけます

店舗ならターゲット層がいそうなところへ、事務所なら直ちにお客様のところへ訪問できます。またお客様の応接室が空いていない場合に重宝されます。

走る広告塔になる

宣伝効果にも注目したいところです。オフィスカーの車体に、自社のロゴであるとか広告を掲載するケースも少なくありません。そのクルマが、様々な場所を走ることで、自然と宣伝広告効果が得られることに。中には、車載クーラー“クールスター”の担当営業が、取引先に伺った後に、車内で仕事をしていると、車載クーラークールスターを覗き込んだ人に、商品紹介をして、その人と実際に契約に至る、なんて話もあります。ビジネスチャンスをもたらしてくれる効果もオフィスカーには期待できます。

災害時にも使える

災害時の時には対策基地や電源供給基地として活用できます。

軽キャンパーの可能性

N-VANやN-BOXベースの軽キャンパー ひとり用のワーキングスペースが欲しい方に向いているオフィスカーであり、オプションでソーラーパネルも用意されているのでオフグリッドの使い方もできる、機能性にかなり富んだ車になります。シートアレンジでフラットベッドにもできるので、寛ぐこともできます。価格的は、ハイエース・キャンパーの半額ぐらいのコストで、好きな場所でのテレワークを可能にする“移動オフィス”となります。

ハイエースキャンパー“コンパス”のワーケーション

ハイエースタイプのオフィスカーであり、シンプルな家具を導入し、水回り、火回りも搭載しリビングとしても利用可能。テーブルなども収納でき、椅子を展開すればフラットなベッドにも早変わりします。就寝できるスペースも十分確保し、ポップアップルーフを架装オプションとして取り付ければ、大人が立って着替えることも可能に!車内には、備え付けのモニターミーティングでも大活躍します。

今後もキャンピングカー作りを通じて、SDGsへの性能の向上に取組み、自然災害への備えや、オフィスカーとしての機能を高め、安心・安全かつ快適なライフスタイルの創出に貢献してまいります。

LINE UP CATEGORY

ハイエースキャンパー

HIACE CAMPER

ハイエースキャンパー

ベース車両 ハイエース

コンパクトキャンパー

COMPACT CAMPER

コンパクトキャンパー

ベース車両 FREED / ステップワゴン /
VOXY / NOAH / ベルランゴ / リフター

軽キャンパー

KEI CAMPER

軽キャンパー

ベース車両 N-BOX / N-VAN

デュカト

DUCATO

デュカト

ベース車両 DUCATO

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