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まずは気候変動による問題を知り、私たちもできることから始めよう
日本でも、ここ数年で気温の上昇、大雨の頻度の増加、農作物の品質低下、動植物の分布域の変化、熱中症リスクの増加など、気候変動の影響が全国各地で起きており、長期に渡って被害が拡大する恐れがあります。地球変動や、日本や世界で発生している自然災害について詳しく知り、また、個人でも実践できる“レジ袋を貰わない”や“不必要なエネルギーを使わない”などで気候変動を少しでも遅らせる行動を意識して、キャンピングカーに有事の備えをするなど、小さな行動からスタートさせることが大切と言えるでしょう。全国的に新型コロナウイルスがまん延する中、西日本各地は記録的な早さで梅雨入りしたね。これから先、台風シーズンが終わる秋までは豪雨などの災害リスクが高まる「出水期」だ。ワクチン接種が本格的に始まったばかりの日本列島では、コロナと災害、二つの危機に同時に見舞われる事態が考えれれます。感染症対策の長期化で疲弊した自治体や医療機関はこの難局を乗り切る努力を開始。また、個人でも実践できる気候変動を少しでも遅らせる行動と有事の備えなど小さな行動からスタートさせることが大切と言えるでしょう。
大雨続き、高まる警戒感
気象庁によると、今年の梅雨入りは、いずれも平年より約3週間早く、四国と近畿は統計を開始した1951年以降で最も早かったようです。 梅雨入り早々、各地では大雨になりました。熊本県山都町では17日、観測史上最大となる3時間で202・5ミリの雨を観測。20日には九州や中国、四国の広い範囲で大雨警報が発令され、自治体の避難指示も相次いだ。6月に 入っても各地で激しい雨が降っています。
近年は出水期に大規模な被害が相次いでいます。18年7月の西日本豪雨では岡山、広島、愛媛の3県を中心に300人近くが亡くられました。19年10月の台風19号では東日本で100人以上の方が犠牲にとなりました。新型コロナの感染拡大期とは重ならなかったものの、昨年7月には長引く梅雨のため熊本県などで河川が氾濫、多数の方が亡くられました。今年は梅雨入りが早まった分、出水期が長引く可能性もあります。気象庁の担当者は5月25日の会見で「梅雨はこれからが本番。今後も大雨のリスクは高い状況が続く」と警戒を呼び掛けています。
災害+「インド株」の脅威
新型コロナの感染状況は、全国各地が「第4波」のまっただ中です。緊急事態宣言や、それに次ぐまん延防止等重点措置が発令されている自治体は18都道府県に上り、どこも医療体制の逼迫(ひっぱく)が 予想されます。追い打ちを掛けるように、インドで感染爆発を招いた新たな変異株が各地で確認され始めています。この変異株の感染力は現在広まっている種類の1・5倍と言われています。京都大の西浦博教授は「今後、国内でも流行拡大を起こす可能性が高い。感染性や重症度などの特性を明らかにすることが極めて重要だ」と警鐘を鳴らしています。
防災キャンパーで乗り切ろう!コロナ禍と自然災害のW危機!
通常であれば、被災地の患者を他の地域で受け入れる「広域搬送」も選択肢になるが「今は全国各地に感染が広まっており、被災地の患者をよそで受け入れてもらうのは難しい」どこもかしこも余裕がない、まさに危機的な状況で重要になるのが「医療の再配分」です。中尾教授は「各都道府県内の医療機関を全体で一つの大きな病院と捉え、集中治療が得意なところには重症者、それ以外には軽症者と患者を割り振っていく。医療従事者の負担を軽減するため、データを基に治療や入院の必要性をすぐ判断できるようなシステムも必要になる」と説明しています。
避難先での「エコノミークラス症候群」の発症リスク
行政の対応にもたくさんの課題があります。政府は5月25日に災害時の対応方針をまとめた「防災基本計画」を改定し、新型コロナ対策の強化を盛り込みました。菅義偉首相は同日の中央防災会議で「昨今の災害の激甚化を踏まえ、万全の態勢で臨んでほしい」と発破を掛けています。しかし、自宅療養者への対応を例に取ると、基本計画では、患者が危険なエリアに住んでいる場合は自治体が事前に避難先を調整し、本人や家族に伝えておくことと定めています。
しかし、行政の担当者は「症状が回復し、健康観察の期間を過ぎた人は療養者とは見なされなくなり、反対に容体が急変して入院する人もいます。避難先の調整が必要な対象者は毎日ころころ変わるのに、どうやって把握し続ければ良いのか」など問題は山積みです。多くの人が身を寄せる避難所の運営はさらに難きなりそうです。3密(密閉、密集、密接)を回避するには、開設する避難所の数を増やすしかないが、目下、ワクチンの集団接種会場となっている施設も多く、新たな場所を確保するのは困難です。感染を避けるため、避難所に入らずマイカーなどで過ごす被災者も増える可能性があります。今や水害や地震では被災者の避難手段になっているキャンピングカーでの車中泊。災害現地からは「避難所ではなくマイカーならプライベート空間が持てるのはいいけれど、シートはデコボコで足は伸ばせない。睡眠不足・・」や「マイカーはとにかく体がきつすぎて、ただシートに横になっても中々カラダが休まりません。」などの声にもあるように、車中泊を繰り返すと、血流が悪くなり血の固まりが肺に詰まる「エコノミークラス症候群」の発症リスクが高まります。過去の災害では死亡事例も確認されており、熊本地震で被災者の救護にあたった藤田医科大(愛知県)の細川浩助教は「たった一晩でも命に関わることがある」と強く警告しています。
プライベート空間を確保しよう!
コロナ禍と自然災害のW災害時、避難所や車内避難での「プライベートな空間」の確保は、健康問題にも繋がります。プライベートな空間が持てないことによって、着替えや睡眠がしづらくなりますし、避難所でのトラブルに繋がることもあります。これらはストレスとなり、体調の悪化を招きやすくなります。また、衛生面も病気やストレスに影響します。これはストレスになるだけではなく、体調不良の原因にもなります。キャンピングカーは、車中泊用のベッドが備え付けられているものがほとんど。キャンピングカー内で寝泊まりをするということだけでも、避難生活でのストレスを大きく軽減できます。足をのばして就寝できるスペースがあることで「エコノミークラス症候群」の発症リスクが軽減します。また、キャンピングカーにはトイレが備え付けに適したモデルもあり安心です。(コンパスシリーズには、主にカセットトイレかポータブルトイレの使用が可能)
気がかりなペットとの避難も安心!
もしワンちゃんや猫ちゃんなどペットを飼っているなら方なら、避難生活には大きな不安がありますね。環境省によって、ペットとの避難生活のガイドラインも示されましたが、自治体によっては設備が不十分で、まだまだ心配です。他の人のストレスのもとになったりと、ペット自体もストレスによる体調不良を発症しやすくなります。また、夏場はペットが熱中症になることもあり、命の危機も考えられます。アイドリングストップでも連続で6時間冷房稼働できるDC12Vクーラーのクールスターを搭載したコンパスなら、ワンちゃんとの避難生活の不安もかなり解消できます。
ライフライン(水、電気、ガス)を備えている!
地震や大雪、火災などの影響で断水やガス、電気がしばらく使えなくなることも想定しなければなりません。例えば、2011年に発生した東日本大震災の場合、800万を超える家で電気が使えなくなり、水道管の破損で200万を超える家で水を使えなくなりました。
もしコロナ禍と自然災害のW災害が起きた場合、避難所のライフラインが無事という保証はなく、患者や怪我をされた方が優先され、一般の方は電気・ガス・水道のすべてがしばらく使えなくなる可能性も考えなけれななりません。キャンピングカーは、居住区用のサブバッテリーを積んでいるので、エンジンをかけなくても、ある程度の電源を確保することが可能です。キャンピングカーには冷蔵庫やエアコン、電子レンジがいたりするので、クルマの中と言っても家の中と同じ様な快適さです。また片時も手放せないスマホも、電池が切れたら大変ですが、キャンピングカーならば充電可能。北海道胆振東部地震でも、キャンピングカーが何十台ものスマホを充電してあげて、皆様の窮地を救った方がいらっしゃいました。また、ソーラーパネルがあると、日中は太陽光で充電できるのでバッテリーも長持ち。電気が使えないと困る事が多い現代社会において、キャンピングカーの電源はまさに有事の保険とも言えますね。
また、キャンピングカーで使用される水は、バンコンの場合は40リットル程度のタンクの水を使用します。この水は炊事・洗濯用として、別に飲料水も用意したほうが望ましいです。
さらにキャンピングカーでは、キッチン周りの設備がある場合にはガスコンロが備え付けられていることが多いです。このコンロは、コンパスの場合、カセットコンロです。ガスが使えることでお湯を沸かすことができるので、避難所でガスが使えないときでも、暖かい料理や温かい飲み物などを頂くことが出来ます。
ペットも安心!災害に強いキャンピングカーが有効!購入を考える人が7割以上に
このように、キャンピングカーは立派な「防災シェルター」としても使えます。一般社団法人日本RV協会が行った「キャンピングカーで防災を考える」のアンケート調査では防災対策にキャンピングカー購入を考える人が7割超え。調査結果からコロナ 渦や災害時のキャンピングカー使用に対する関心度が高まっています。コロナ禍と自然災害のW災害の問題をはじめ、最近の日本は地震や豪雨、土砂災害など、いつなんどき、どこで災害にあうのか、明日は我が身といえます。“天災は忘れた頃にやって来る”のことわざにもある様に、まずは天災に備える意識を持ちましょう。