BLOG ブログ
キャンピングカー最高峰のブランド ハイマーを支えるフィアット・デュカートが、日本の交通弱者を助けにやってきた!
ホワイトハウスが取り扱うハイマーはドイツで生産され、60年の歴史を誇っています。
メルセデスベンツがヨーロッパ車の中で最高ランクのブランドとされていますが、ハイマーも同様にヨーロッパのキャンピングカーとして最高峰のブランドです。
高い評価を得る背景は、開発の歴史、安全性と品質へのこだわりを追求した結果から来ています。ハイマーがシャーシとして採用しているフィアット・デュカート(Fiat Ducato)は、フィアット社が製造する大型バンです。フィアット・デュカートには同一の兄弟車として、プジョー・ボクサー、
シトロエン・ジャンパーがあり、警察車両やキャンピングカーへの改装に使用されるなど、幅広く活躍するモデルです。これらの3車種全ては1981年以来、イタリアとブラジルにある同じ工場で製造され、これまでに200万台以上のフィアット・デュカートが生産されてきました。
海を越え日本の交通弱者を助けにきたデュカート
そして日本では第2世代のデュカートをベースに日野車体工業およびトヨタテクノクラフト製のボディを架装して2002年 – 2005年に日野・ポンチョ(初代)が製造されてました。
ポンチョ(Pon’cho)は、ジェイ・バスが製造し、日野自動車が販売する小型ノンステップバス。路線用に特化しており、主にコミュニティバスでの使用を想定した設計となっています。車名の由来は「ポンと乗ってチョこっと行く」ことから。また衣服のポンチョにも掛けているようです。
このようにフィアット・デュカート(Fiat Ducato)は海を越え、コミュニティバス(地域住民の移動手段を確保するために地方自治体等が運行するバス)となり、狭隘路など交通空白地帯の解消のため、また交通事業者が赤字路線から撤退した後、高齢者や障害者、学生や児童など交通弱者の交通手段が失われないよう、今日も人知れず活躍しているのです。