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旅を極めた人だけが持つ、 人の心に響く本
達人の言葉には、その道を極めた人だけが持つ、
人の心を打つ響きがありますよね。旅の達人ならではの、
味のある旅の世界をご堪能あれ。旅を極めた人だけが持つ、
人の心を打つ旅の本をご紹介します。
旅の窓
幻冬舎
沢木耕太郎著
『深夜特急』の沢木耕太郎さんが撮った写真と文章から構成された本です。
もちろん沢木さんは写真家ではありません。旅の途中で気まぐれに
撮った一枚の写真と、それに添えた一本のエッセイでひと
見開きが構成されたシンプルな本。写真はまるで窓のように
ぽっかりとページに開いている。列車の窓、ホテルの窓から
向こうをのぞいたような光景が旅気分をそそります。
「旅を続けていると、ほんやり眼をやった風景のさらに向こうに、不
意に私たちの内部の風景が見えてくることがある。」そんな
一節が胸に響き、あなたの旅がその場から始まるような『旅の窓」です。
(写真はイメージです。本誌とは異なります)